DB技術SWG

5.3.1 取組みの目的と背景

 DB技術SWGでは、電子データ交換に関する実用化と工事管理業務のDB化の検証に取り組んでいる。CALS/ECにおける情報共有方法として有力視されるDBをその要素技術や適用技術の側面から検討するSWGである。

5.3.2 電子データ交換に関する実用化の検証

 建設省アクションプログラムのフェーズ2の、"電子データ交換"分野で、"事業に関連する情報の伝達・交換を電子メール化"を実現させるための研究である。土工協では電子メールによるデータ交換方法にこだわることではなく、「交換される電子データの容量、精度、データの2次利用のされ方で、その最適な交換方法を適用すべきである」との基本的考え方をテーマにインターネット上で利用できる代表的交換プロトコルのHTTP、FTP、SMTPについて検証を行っている。特にCADのような大容量のデータ転送についてはネットワーク環境も含めた検証を行った上で、データ交換方法のガイドラインを示していく。


図-5.6 プロトコルによるデータ転送のモデル


5.3.3 工事管理業務のDB化の検証

 建設省アクションプログラムのフェーズ2の、"データベース(DB)"分野で、"電子データ成果の有効活用"を実現させるための研究である。大規模現場では現場事務所内にLANを敷設しサーバ/クライアントのシステムが構築されていくことが予想される。これにより電子化されたデータが有効活用されていくわけで、このシステム検証を行うべく土工協サーバに実験プログラムを仕立て、サーバとDBの連携及びクライアントのデータ活用方法を検証している。

5.3.4 研究テーマ

 電子データ交換に関する実用化研究をWWWサーバとDB連携の検証から行い、現場での実用性に向けたアプリケーションを検討を開始した。具体的な検討項目としては、施工管理に利用されるイメージデータとして工事写真を対象として施工管理画像データ交換アプリケーションの検討を開始した。

 工事管理情報等のテキストデータばかりでなく、画像データを有効に活用できるDB、データ交換技術の検討を行った。昨年度は文字情報(テキストデータ)を取り上げ、WEBサーバーとDBの連携を実現したが、今年度はイメージ情報のWEB連携システムの構築に向けて、利用する要素技術を抽出し、検討を開始した。基本的には昨年度までの検討結果を踏まえて、以下のように、ユーザーインターフェースとしてはブラウザ、処理は極力サーバー側で行う仕組みを提案した。現在、デモ用のアプリケーションを開発中である。

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